(後編)なぜ日本人はTOEIC900点でも英語が話せないのか?
後編では、母音脳から子音脳に切り替える方法を説明します
子音を聞き取れるようになるためには
自分でも子音を出せる必要があります
自分で出せない音は聞き取ることもできません
まず、一番簡単、かつ、一番重要な
S音、D音、T音
の3つ子音をマスターすると
子音脳のベースが完成します
すると、R、L、F、V、P、B
も芋づる式に発音できるようになります
日本語は、舌、息、口角を使わないですが
英語の子音を発音するには
舌、息、口角の3つをフル活用しないといけません
詳しくはこちらの記事をご覧ください
子音の発音で一番大切なことは
口は動かさない
学校や世間一般で英語は口を大きく開けて発音する
あれは嘘なのです
外人はデフォルトで口がでかいので
口を大きく開けて話しているように錯覚するのです
このビデオは ASMR という、ささやき音を収録したものです
彼女は、上の前歯だけを見せて、口は全く開けずに話しています
詳しくはこちらの記事をご覧ください
日本語は母音をベースにしています
母音の発音は、口をパカパカ開けて
声帯で発生した音がどこにもぶつからないようにします
日本人は、母音発音で子音を発音しているので
息がどこにもぶつからない
舌で息を塞げない
Vの発音で下唇を噛めない
というわけです
口を開かなければ、息の出口が狭まり
舌と唇で息の流れをコントロールしやすくなります
もう1つ、最後に
日本語を話すときも
英語の子音発音で話して見ましょう
コーヒーショップでドリンクのサイズを聞かれたら
エス(E SU) の ス を、子音発音(S)と発音しましょう
口を開かず、口を尖らせず
口角を引き上げたまま
エス、と発音し
言い終わったとき
口角をあげ、前歯だけを見せ
ニコッとして見てください
それがアメリカ人のデフォの口の形なのです
英語は毎日話さないと上手くなりません
日本語を話す時も、英語的な発生方法をすることで
あなたの発音は劇的に進化します
TOEIC900より上の世界を見たいのなら
TOEIC900点を目指してはいけません
ゴール設定を今から変えてください