グーグルFirebaseで英語リスニングを学ぶ
Firebaseとはモバイルアプリを開発するのに必要なバックエンドのサービスを
クラウドで提供している会社です。
グーグルに買収されましたが、Firebaseという名前はそのまま残っています。
Firebaseと言いますが、データベースだけでなく、プッシュ通知、認証機能、
ファイルサーバ、アクセスログ解析、広告、デバッグ機能なども提供しています。
つまり、サーバレス、自社でバックエンドを作り込まなくても良いので
エンジニアの人件費を削減できますよ。というサービスです。
みなさんご承知の通り、スマフォアプリの開発は
iOSとAndroidの2種類作る必要があります。
使用するプログラミング言語が違うため
iOSエンジニア(Swift)とAndroidエンジニア(Java/Kotlin)の2倍の人件費がかかります。
それに加えて、サーバサイドのエンジニア(Java/Go/Node.js/Rubyとか)が必要になります。
Firebaseを使うとサーバサイドの人件費を削減できますので
より多くのリソースをアプリ側に投入できます。
今回は、そんなFirebaseを使っているスタートアップ企業のプロモーションビデオで
英語リスニングをして見ましょう。(2分ほどのビデオが8本あります。)
1本目のビデオは、オーストラリアのスタートアップHalfBrickです。
正直、2人目の英語はほとんど何を言っているのか分かりません。
途中でビデオを見るのをやめてしまいました。
発音が悪いと相手に不快感を与えますし、最悪、相手にもされない場合があります。
文法の勉強よりも、まずは発音の改善をしましょう。
2本目のビデオはグーグルのフォト部門の社員の女性です。
インド人女性の発音はほとんどアメリカ英語です。
海外には、プロジェクトマネージャーとは別に
プロダクトマネージャーという職種があります。
どんなアプリを作るのか企画したり、仕様を決めたりします。
大抵このようなコミュ力、営業力が必要なポジションの人は
メディアに露出する機会が多いため
すば抜けた英語力と話術が必要になります。
あと、見た目も綺麗な人が多いですね。。。
英語のリスニング教材としてとても良いです。
1:30 as
2人目のマーケティングの白人女性はアメリカ人発音の特徴であるヒス音が聞こえます。
ヒス音とは、S音を強く短く発音すると
息がシーとなる音です。
1人目のインド人女性にはありません。
ヒス音が聞き取れたり、自分でも出せるようになると
あなたの英語はかなり上達したと言えます。
3本目のビデオは、Sworkitといスタートアップです。
フィットネスジムで使う、筋トレなどのトレーニングを管理するアプリでしょう。
workout は、ジムとかで、運動、筋トレするの意味です。
wok out とイディオムで使う場合は、プロジェクトなどが上手くいくの意味になります。
1:30 after Sworkit went live
Swork シワーク の発音に注意しましょう。sUworkU スワーク ではないですよ。
先頭のSをとても強く発音しています。シー と息を強く出しています。
先頭のS音に母音をくっつけないようにしましょう。
SELECT は、セレクトでなく、シレクトです。
SQL は、シーコォと発音します。
4本目のビデオは、Doodleというドイツのスタートアップです。
飲み会とか何か日程を決めるときに、みんなの投票で日にちを確定するアプリのようです。
doodleとはイタズラ書きの意味です。
Google検索のGoogleのロゴがクリスマスとかの祝日になると
変わりますが、あれもdoodleと呼ばれます。
ドイツ人のようですが発音が上手です。
私の経験上、ドイツ人の英語の発音は聞き取りやすいです。
特に3人目のiOSデベロッパーの女性は
イギリス英語ぽくて、はっきりと発音しているので分かりやすいです。
もともとイギリスは、ドイツ人(ゲルマン人)に侵略、占領されたために
ドイツ語の影響を強く受けています。
1:17 had
Hの発音が、ドイツ語的な、喉の奥で息をグワッと吐き出してぶつける特徴的な音ですね。
このように、ドイツ語も英語も息を強く吐き出して子音を発音します。
日本語は、息が弱く、声帯を震わせてだす、母音ベースの発音なので
英語を話すときは意識して腹から声を出す腹式呼吸にしましょう。
コツは、背筋を伸ばし、少し顎をあげて、気道を確保します。
胃袋から口の出口まで、細いホースで繋がっているイメージです。
息をフーと吐き続けながら、舌と歯で息の流量を調節しながら音を出します。
6本目のビデオは、Wattpadというカナダのスタートアップです。
Tapという、会話形式の小説を投稿するアプリを作っています。
とても素敵なオフィスですね。しかし、いろんな人種がいますね。
英語はプログラミング言語と同じで、海外では英語は出来て当たり前なんですね。
いまだに、英語教育が必要か否か議論している日本とは大違いですね。
カナダ人の英語は癖がなくて聞き取りやすいですね。
初心者のうちはカナダ英語でリスニングの練習をすると良いかもしれませんね。
アメリカ人の英語が難しいのは、早口であること、リンキングや音の変化が激しいからです。T音がD音、L音になったり、無くなったり、発音が人によっても違います。
7本目のビデオは、InSiteというニューヨークのスタートアップです。
近くにいる友達を見つける、情報共有アプリのようです。
2人目の人の方が、単語の最初の音を強く発音しています。
英語は単語の出だしの子音を強く出すようにすると
聞き取りやすくなります。
8本目のビデオは、NPR Oneというラジオ放送のスタートアップです。
アメリカのラジオ放送をアプリで聞ける、ポッドキャストみたいなものみたいです。
英語初心者の方は、ニュース英語でリスニングの勉強はしないほうがいいです。
なぜなら私でもよくわからないからです。
実は、ニュースの英語は結構難しいのです。
まず、政治、経済ネタが多いので
英語以外の知識を常にキャッチアップしてないとついていけません。
トランプ大統領と中国の経済戦争とか、理解できますか?
今のナスダックの株価知ってますか?
日本語でも、最近、ニュース、新聞読まないですよね?
そして、英語がナチュラルではないので
実際にシリコンバレーのエンジニアが話す英語と全然違うのです。
あと、まあ、つまらないですよね。
俺は、普段からニューヨークタイムズやワシントンポストを読んでる、
というなら、全然OKですが。。。
しかし、本当に多国籍ですね。インド人、中国人、
1:04 from
カタカナ英語だと、fU rO mU フ ロ ム と3つのシラブルで発音しますが
英語では、fm フム と1音で早く、弱く発音します。
英語では、前置詞や接続詞にアクセントは置かないことを意識します。
例外は、and で文章をつなぐときには、a をアッシュ音で強く発音します。