TOEIC900でも英語が話せない日本人へ。まだワンチャンあるよ

映画やドラマのモゴモゴ英語が聞き取れない謎を教えます。

EP1. シリコンバレーのデータサイエンティストで英語リスニングを学ぶ

 データサイエンティストのJomaさんの面白ビデオで英語を学んで見ましょう。

彼はカナダ生まれで癖のない綺麗な英語を話します。

見た目が韓国人なので二世かもしれません。韓国語も話せるようです。

 

Jomaさんは、Waterloo大学を卒業しています。

インターンシップで、フェースブック、リンクドイン、マイクロソフト

などの超有名企業で働いています。

 

カナダのトロント、モントリオールには

グーグルやマイクロソフトがAIの研究所を設立してたりして

優秀なデータサイエンティストが多くいます。

www.youtube.com

 

Jomaさんは、ドラマ、シリコンバレーのような面白ビデオを製作しています。

1本10分ほどで、楽しく一気に見れます。

今回は、エピソード1を見て見ましょう。 

 

www.youtube.com

 

日本語ではベンチャー企業と言いますが

英語では startup(start-up) company スターダップ と言います。

 

スターダップ企業に投資する会社を

VC(ベンチャーキャピタル)と言いますので

それを誰か勘違いしたのでしょうね。

 

個人で小額出資する人を、エンジェルと言います。

ジョンレノンの奥さんのオノヨーコとか

アップルのスティーブ・ウォズニアックのようなお金持ちが

スターダップ企業に投資してますね。

 

0:15 Unicorn IPO

 

ユニコーンとは頭にツノが生えてる馬みたいな架空の生き物。レアキャラです。
新規上場(IPO)前のスタートアップ企業で

評価額が10億ドルを超えた企業をさします。

 

上場までたどり着けるスターダップは1000社に数社というレア確率なのです。

ほとんどは失敗に終わるのです。

 

1:56 Y Combinator (YC)

ベンチャーキャピタルの1つですが、投資金額が小額であるのと

インキュベート(育成)に力を入れています。

Dropbox、AirbnbがYCから巣立っています。

www.ycombinator.com

 

3:15 EC2

アマゾンのクラウドです。

エンジニアの人が見れば笑ってしまうレベルのアーキテクチャ図です。

 

いまだにアマゾンをネット通販の会社と思っている人がいますが

アマゾンはIT企業です。

そしてCEOのジェフベゾスは世界一の金持ちになりました。

 

アメリカではITシステムを持たない

古い体質の書店トイザらス

アマゾンのIT技術力の前に駆逐されました。

 

Amazon eats the world アマゾンが世界を食いつくつ

 

と言われています。

 

マイクロソフトとグーグルも

クラウドとAIへとビジネスをシフトしています。

 

3:22 Stackoverflow

ここも笑う場所です。

Stackoverflowとはエンジニアが技術的にわからないことを

質問したり回答するサイトです。

Yahoo!知恵袋のガチ技術版です。 

 

私はグーグルで調べ物をするときも英語で検索しています。

英語の方が質も量も圧倒的だからです。

 

グーグル検索エンジンは人工知能を使っていますので

キーワードよりもフレーズの方が検索結果の精度が良いです。

 

英語ができると検索エンジンの能力を最大に活用できます。

stackoverflow.com

 

4:11 sophomore サーフォモゥ

訳) 大学2年生

 

Jomaさんは、スタンフォード大学の友達に会いに行くと言っています。 

彼は車を持っていないようで、バスやUberを使って移動しています。

私も以前、シリコンバレーに住んでいましたが

地下鉄がないので、車が無いと不便なんですよね。 

 

スタンフォード大学はシリコンバレーにある、めちゃすごい大学です。

 

スタンフォードは、コンピュータサイエンスの優秀な学生を

グーグル、アップル、フェイスブックに供給しています。

 

グーグル創業者のラリーペイジがスタンフォードの卒業生ですね。

 

学生だけでなく、教授も素晴らしいです。

人工知能で有名な、Andrew Ng先生や

グーグルのフェイフェイリーも

スタンフォードの教授です。

 

5:19 hung out ハンガウト

訳)仲間とつるむ、遊ぶ 

 

現在形は、hang で、ハーング と開いて発音します。

 

今年の夏にJomaさんとBuzzFeedのインターンシップで知り合ったと言っています。

アメリカの大学生は夏休みの数ヶ月

インターンシップでどこかの企業で働いておかないと

卒業後の就職が難しいようです。

 

ですが、フェイスブックなどの大手IT企業の場合

とんでもない額の給料を出します。

 

 彼は、前歯を見せて、口を開けずに話しています。

前歯が全く動かしてないことに注目してください。

 

日本人はどうしても、口を開いてしまうのですが

英語では口は開けずに、息を漏らさないように話します。

 

7:10 drop out

アメリカの大学は卒業が難しいので中退率が高いそうです。

特に優秀なコンピュータサイエンスの学生の場合

卒業するよりもビジネスをさっさと初めてしまった方が良かったりもします。

 

ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブス、マーク・ザッカーバグも中退していますね。

イーロン・マスクはスタンフォード大学大学院を2日で辞めて起業しています。

 

7:35 redundant idea

訳) パクったアイデア。前もあったアイデア。

redundantとは冗長、被り、の意味です。IT業界ではよく使います。

 

ネタバレになりますので書きませんが、この次のエピソードでJomaさんが

どんなビジネスアイデアを持っているかわかります。(あくまでジョーク)

 

7:56 sleep on it スリーポンニッ

訳)一晩考える

 

英語のイディオムを覚える場合、必ず発音も一緒に覚えてください。

スリープ オン イット

で覚えてしまうと、実際にアメリカ人の生の発音を聞いても

全く理解できません。

 

と言いますか、書店で売っている英単語、イディオム集で勉強しても

テストの点は取れるでしょうが、実際の英会話にはほとんど役に立ちません。

そのような学習方法は、インターネット、YouTubeがなかった時代の

おじいちゃん達が編み出した勉強方法なのです。

 

スマフォを使いこなす若者が、電車で紙の英語の参考書を開いて

一生懸命勉強しているのを見ると

とても違和感を感じるのは私だけでしょうか?

 

 

Jomaさんは、友人に共同経営者になって欲しいと頼んでいます。

くだらないビジネスアイデアなので笑って相手にしてません。

それより、Vlogのカメラマンを手伝いたいと言っています。

映像には出てこないのですが、おそらく彼がその後のカメラ撮影をしていると思われます。