アジャイル開発はオフショア開発に適用できるのか?
一般的なオフショア開発はウォーターフォール開発に基づき
日本のSIerのブリッジSEが顧客との要件定義、仕様書、基本設計を行う。
あとはコアメンバーのみを残し、
製造工程部分のみをインド、中国のオフショアする。
そして、システムテスト工程から日本に戻し
オフショアはバグフィックス要員を残し、多くはリリースする。
要するにウォーターフォール
決まった期間のみ要員を確保出来る。
(人件費を安く)
外国人エンジニアが顧客と対話する必要がないため
日本語が流暢に話せなくてよい。 <- ここが大きなポイント!
さて、アジャイル(スクラム)では、顧客とエンジニアの緊密な関係が求められ、
要件はプロジェクトが進むにつれ変化する(させる)
この場合、以下の問題が考えられる。
1. 日本語が流暢で日本の商習慣とうの複雑な業務知識を
兼ね備えたな外国人エンジニアはほとんどいない。
2. 要件が変化することは、一括請負ではなく業務委託契約で行う必要がある。
この問題をクリアするには、日本人自体が変わる(グローバル化)必要がある。
1. もっと英語を勉強する。
2. ガラパゴス的な日本の商習慣を捨てる。
それには、日本の顧客が海外進出、グローバル化を行う必要があるのだろう。